「パックマンの挑戦」で6年半くらいPacBioのことを書き綴っていた大崎です。
ですがこの度、10X Genomicsという会社に転職し、日本、韓国、台湾地域のマーケティングを担当することになりました。
まだこの仕事に就いてから3週間ですが、本社での研修やら、仕事をする上でのルールや経費精算の方法などなど、覚えなければいけないことが山ほどあって、今ようやくブログを書く余裕が生まれました。
で、本当は技術やアプリケーションのことも書きたいですが、もうちょっとポリッシュしたいので、今日は求人広告。
NGS現場の会のメーリスにも先週金曜に載せたのですが、今、日本担当のFAS(Field Application Scientist)を募集しています! リンク先はここ
このリンク先には、Region = Tokyo, Japan と書いてありますが、オフィスは日本にありません。基本は自宅業務+お客様訪問です。
国内の代理店さんと協力して、既存ユーザのサポートをするのがメインの業務になります。
私が思うに、
- 自分で仕事を管理できる能力(ホームオフィスですからね)
- 英語で読み書き、発表、報告、
ディスカッションができること(メールはほぼ100%英語ですし、頻繁にウェブ会議があります) - 国籍が違う上司や同僚とうまくやっていくコミュニケーション能力
(日本人の場合は、多少出しゃばりなくらいで丁度いいと思う) - お客様とのコミュニケーション能力(
ここは相手が日本人なので、受け身の姿勢が大事) - ゲノム、シングルセルアプリケーションへの深い興味と探究心(それは当たり前ですよねー)
- 客先訪問が多いのでそれに耐え得る体力(例えば始発で仙台日帰り往復後の夕方に沖縄移動とか(笑))
まあ、最後のは半分冗談ですが、健康管理は大事ですね。
10X Genomics社では、全世界をいくつかの地域に分けていますが、その中のアジアパシフィック(APAC)チームは新たに作られた、本社からもとても期待されている部署です。
ゲノミクス分野、シングルセル分野のリーディングカンパニーでもある10Xは、今後も新アプリケーションがリリース予定で、ますますの成長が期待される会社です。
社風は、カリフォルニアのベンチャーらしく、フレンドリーで自由。
みんなよく喋る! 会議なんかでもよーく喋る! この辺はもっと見習わないと。
そしてみんなポジティブ思考で愛社精神が半端ない!
某ショートリードの会社出身の人や、某ロングリード出身の人も多くて、それでも結構知り合い同士うまくやっている。この業界は人材の流動性が高いから、人脈はすぐ作れる。
今の所、日本人の社員は私ひとり。。。 日系ハーフの人は何人かいたけどね。(その後発見。日本人いました!)
あと、私も最初心配していたのですが、日本人として働くにあたり社会保険や健康保険諸々は、専門のエージェンシーが全部日本の法律に従ってちゃんとやってくれます。
お給料もそのエージェンシーが、ご丁寧に税金を引いて指定口座に振り込んでくれます。
正直、日本法人がある会社の方がいい!って人には向かないです。
働き方含めいろんな意味で、日本的な会社ではありません。
やったことはないけれど、個人事業主に近いかもしれない。
ただ、こういう最先端のベンチャーでチャレンジしたい人や、将来的に海外にたくさん人脈作りたい人、日本の研究者人脈ももっと広げたい人、グローバルに働きたい人には向いているかと思います。
得るものも大きいと思いますよ。
何か質問あれば私が受付けいたします。
応募した後面接に進むことになったら、私が少しアドバイスできるかも。
特に外国人相手の入社面接をしたことの無い人(あるいは失敗したことのあるひと)は、「これ重要!」っていうポイントがあるので教えますね。
我こそは!と思う方はぜひ応募してみてください。