どうも、大変ご無沙汰しています。2ヶ月も投稿をサボっていました。
まあ色々とその間、新しい製品がリリースされたり、アジアでユーザーミーティングがあったり学会があったり。個人的にはLinkedInとTwitter強化月間で(と言ってもあまり発信していませんが)、たまにWeChatをやってみたりと色々手を出して。
もうひとつ言い訳すると、台湾と韓国もエリアなので覚えることが多く、文化の違いに驚きながら、そんなこんなでブログも疎遠になっていました。
そんな中、つい先日は大きなニュースがありましたね。
それについてはここではなく後日、「パックマンの挑戦」で書こうと思います。精神的にショックが大きい。。。
さて気持ちを入れ替えて
10xのシングルセルアプリケーションといえば発現解析がメインに思い浮かぶ方も多いと思います。先月末のASHGに合わせて新しいバージョン(Version 3)のケミストリーが発表されました。そのウェビナーが来週16日の日本時間午前11時から行われます。
今までの3’ケミストリー(Version 2)と今回のVersion 3で何が違うかというと、遺伝子キャプチャー効率が大幅にUPしました。それとこれまでメッセンジャーRNAしかキャプチャーできなかったのに加えて、Version 3ではFeature Barcoding キットを使用することで、細胞表面タンパクなどを検出するCITE-Seqアプリケーションが可能になりました(公式パンプはここからダウンロードできます)
あまりウェビナーの前にネタバレすると面白さ半減だと思いますので、これくらいにしますが、このVersion 3はかなり画期的だと思いますよ。
遺伝子発現のみならず、表面タンパクの発現やCRISPRのガイドRNAなど、そのほかのFeature(何て訳したらいいか迷う)も検出することができるようになります。もちろん他のFeatureを検出するには別キットが必要だったり、他社製の抗体が必要だったりしますが、それでも今までにできなかった面白い実験が組めると思います。
ちなみにウェビナーの登録はこちらです。
スピーカーの1人、Jens(イェンスと発音)は台湾のユーザーミーティングでも発表してもらいましたが、綺麗な英語で聞きやすいと思います。
では皆さんまた。
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